2012年1月24日火曜日

石巻に行ってきました

もう先々週になりますが、10ヶ月経った石巻に行ってきました。女川にある学校へ支援のワークショップのお手伝いで行きました。…正直なところわたしは被災地に行くことを怖がっていた気がします。沢山の方達が亡くなった災害のあった地面に立つことへの漠然としたおそれのようなもの?とかテレビで見たあの恐ろしい光景を現実のものとして認めたくない気持ち、リアリティの無い恐怖。あと、災害が起きて被災してる方たちがいるのに何も出来てない自分に対する情けなさとか、行動しないことへの罪悪感みたいなものもがゴチャゴチャと。色んな方法で、そんな自分に対する理由づけはしていたのだど、心の奥の感情に行ってみてもう一度対峙しました。ああ、自分は自分を情けなく思っていたんだな〜って。あと激しく矛盾するのだけど、実はすご〜くこの場所に来てみたかったんだな、という感情にも気がつきました。

行ってみて、わたしはその2つの気持ちを少し整理することができて、ちょっとだけホッとしました。その後戻ってきて知り合いと話してて、その人も似たような気持ちを持っていたって話ができました。ああ…あの大きな災害は沢山の人たちにいろんな感情をなげかけてるんだと思いました。

自然の災害のものすごさと、その地で生活してるみなさんを目の当たりにして、人間の尊さと強さを感じました。こちらのほうがエネルギーをもらいに行ったみたいです。ありがとう!石巻、また行くよ!

行きたい気持ちにも気がついたので、もうちょっとしたら被災地の友達の顔を見に行こう!と思いましたよ。

2 件のコメント:

  1. 私も、被災地へ行くのは怖かったです。いったい行って何ができるんだろうと。下手なことをしてかえって傷つけたりしてしまうのではないかと。迷惑をかけるのではないかと。そんなことを思いました。でも、行って、この目で見ないことには始まらない、話してみないことには始まらないとも思いました。そうでないとずっと逃げてるなあ…と。きっかけを頂けて行くことができて、良かったなあと思います。

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  2. …その場所に行くことで、感じられることがありました。空気が違って、テレビニュースも違って、災害の規模の大きさと複雑さも感じました…。

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