2015年2月9日月曜日

上手くなる…ってことは…?

好きで興味があってはじめたもの…数多くあります。そういやうちの姉も会社勤めしながらいろいろなものを習ったり続けたりしてるので、何かしらの血筋?もあるのかも知れません。
その道(?)の先生に習うことは、自分が続けてきたものに通じるものがあったり、新しく発見したりできるので、普段の仕事に還元できることも沢山あるのでうれしいです。
陶芸をはじめたのはもうン十年も前ですが、思うようにならないことがものすごく多くて、すったもんだしてました。イメージも大事、手で感じるのも大事、自然科学的な理にかなったプロセスも大事。素材に慣れること、作業に慣れること、そうすることで作りたいものも作れるものも変化していく。ボワっとしたままにしない?記録する、確認することも大事、窯焚きは空気の温度、湿気、お天気、気圧とともにやっていきます。
粘土の中の有機物は時として、同じ粘土をクタクタにしたり、激しい臭いにしたり、じゃりっとした荒目の粘土はろくろでひくといい感じで指紋が削れてくし…!!粘土の作業は途中での手抜きが後になって影響出てくることがた〜〜くさんあるので、多くの失敗から身をもって学習したことがた〜〜くさんあります。いまでも学ばさせてもらってます…。( ̄□ ̄;)

小学生の時ませたヘビーな漫画読者でした…デビューした漫画家さんを追って最初はコマ割も絵もどこか固くてちぐはぐしてたのが何年かたつと作画もお話もすごくスムーズになっていく…それをガキながらも「ふむふむ、中々この作家も成長したものよのぅ〜」とか思ってた。あれって何かしらのテクニックの習得とか慣れみたいなもので上達したんだなぁ、と当時は思ってました。ああ、プロになるってそういうHow toを習得しなきゃならないんだなぁって。でも技術の習得とかテクニックだけのものではないんダヨネー?と今は思う。

それは、何かしらの筋力とかと、持続力、体力みたいなものだと。(同じか?)

アトリエとかで絵をみんなで描いて、子どもたちと一緒に作ったり描いたり、アートセラピーの場でも、それを感じます。

何かを描くことや作ることに対する抵抗が少なくなり、外からの評価の目をあまり気にしなくなり、ひとりでアレコレやってみることができるようになる〜ための筋力。
その筋力は、経験や発見の回数を重ねることによって持久力のあるものになっていくと感じます。

誰もが、世間のものすべてに対応する筋力をつけられる訳じゃないんで、その人その人で向いてるもの、向いてないものもあります。(あたしにゃ無理ってこともあります!)でも、やってみたい!っていうモチベーションも大切にして、体重とは反比例して落ちていく我が身の筋肉をきたえなおすためにも、そっち?のほうの筋力もつけていくように、チャレンジしていきたいなぁ。
あやしいあおい手…(^^;;;;;;