2014年11月18日火曜日

洗濯物

今朝は思ったより風が強くって、タオル類をどっちゃり干した洗濯物を気にしながらでかけます。
いつかmixiとかにもかいたことかも知れないけど、風が強いと思い出すこと。
…いまの住まいにはもう25年、4階の南西の角部屋なので、お日様の恵み燦々、風も抜けます。引っ越してすぐの風の強い日、すべての洗濯物が飛ばされて戦慄しました…
まあ…チャレンジャーのわたしは懲りずに風が強くても洗濯物を飛ばしつづけてました…、体験から学ばないやつと家族に言われながら…
いくつかの伝説(?)が残ってて、よその屋根の上に飛んでってそのままに何ヵ月も経過したものも…
まあ、そうなるとまるで観察日記のような感じになって、形が変わってきたとか色が変化してきたとか、雨が降って位置がずれてきたとか…
すでに、わたしのジャージであったものが、その姿と意味を変化させていく感じ、なんだか目の前で淘汰されてく様…そんな感じは他にも日常の中に存在するよな気がします。
なんかそれが失敗体験に感じてない(いや、マジにバカなことなんですが)自分も偉い(?)というか、マヌケというか、でも日常の中はそういうものの積み重ねでできてるとわたしは思うんだけどな。

2014年10月27日月曜日

あかり展ーdessiner

ギャラリーKINGYOで昨日までやっていた「あかり展」に参加してました。作品名はdessiner-1とdessiner-2、空間に線を描くもの、あかりによって線を描くもの、動きながら線を探るもの、というイメージです。
作ってて思い出したのは大学時代に、そういや照明をあてた作品を作ってたなぁってこと、忘れてた訳じゃないんだけど学生会館のギャラリーで初めてやった展示がそうだった。その後、山形で外で作品を作る機会があってその時もフラフラ動くものをつるす作品を作りました、動くもの好きだったんだなぁ。

自分の原風景に営業してない夜の銭湯の景色があります。暗いのに窓ガラスやタイルや水面が反射して、ほのかにあかるい感じ。空気が動いて、静かなのになにか揺れてる感じ。高い窓から月がこちらをのぞいてる感じ。

そんな感じの作品、また作りたいなぁ…ってイメージの広がる展示ができて、とてもうれしかったです。


2014年9月3日水曜日

HACOTEN「夏休みの宿題のとちゅう、あるいは浜辺の土産物屋の陳列棚」よりーその3

千駄木のギャラリーKingyoにて「HACOTEN」は明日9/4の午後5時までで〜〜す!

さて、先週のつづき。
ゲンは友達のところに向かっていた。そのためにテレポーテーションしなければならなかった。必要なアイテム、霧苔サルオガセを手に入れるために海にむかった。海には人魚がいた。
人魚は歌をうたっていた、歌声でなみのしずくが揺れてキラキラとした光を放っていた。

その奥からも歌声が聞こえた、そこにはフレディ・マーキュリ(?)がいた…

はっ!この海を越えるには、彼らに気がつかれないように、同じような美しい歌を歌い続けなければならないことに気がついた!ゲンも負けじと声をはりあげた、すると…
イルカといっしょにバクバクバク三兄弟がやってきた。もちろん、彼らも歌っていた。気がつくと新月の夜が海をおおっていた。みんなが歌っていた、真っ暗な海に響く歌声はキラキラとした光をはなち、暗い水面に灯りを反射させていた。その中を…ゲンはゆっくりと歌いながら通り抜けることができた。やった!ゲン!まだら竜の住む森はもうすぐだ…(つづく)